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外壁塗装の上塗り材の種類と特徴について
2023.05.10
塗装コラム
外壁塗装を行う際は、美観などの外観だけでなく、耐用年数や機能性などご自身に合った塗料をご選択していく必要がございます。
外壁塗装の上塗り材の種類によって耐用年数や性能が異なります。
外壁塗装の上塗り材の役割と種類や特徴を理解したうえで、お住まいの環境や築年数、今後の利用目的などに合わせて、最適な上塗り材を選ぶことが大切です。
■外壁塗装の上塗り材の役割
外壁塗装の上塗り材はお住まいの美観を美しく保ってくれます。
塗り替える際に従来の色と別の色を選んで、お住まいのイメージチェンジも可能です。
築年数もだいぶんと経過したので外観は気にしないといった方も、お住まいを守るために外壁塗装は欠かせないメンテナンス工事です。
外壁塗装は美観の維持だけでなく、雨漏りが起こらないように外壁を保護し、住宅の資産価値を維持する役割も果たしています。
主な機能として、防水作用、防汚作用、紫外線による劣化防止作用、防苔作用、防カビ作用などがあります。
外壁を上塗り材でコーティングすることで、外壁の劣化を抑えてくれているのです。
さらに近年では、遮熱や断熱、セルフクリーニング機能など機能性に優れた上塗り材も開発されています。
外壁塗装にも耐用年数があり、紫外線や風雨にさらされることで、次第に劣化が進みます。 外壁が剥げた場合やひびが入るなどの劣化が進むと、雨漏りのリスクを高めるため注意が必要です。
資産価値を維持し、雨漏りのトラブルを防ぐためにも、塗料の耐用年数の経過や劣化が気になり出したら塗り替えることがおすすめです。
■外壁塗装の上塗り材の種類と特徴
外壁塗装の上塗り材にはさまざまな種類があり、メーカーによっても性能やグレードに差があります。
環境の変化やニーズに即した新たな塗料も続々と開発されています。 以下で、現在使用されている代表的な上塗り材の種類とその特徴について見ていきましょう。
・アクリル塗料
アクリル塗料は耐用年数が5年程度と短く、紫外線にも弱いので、近年では外壁塗装にあまり用いられていません。
耐久性が低い分価格も安い傾向にあります。
耐用年数も低い為、早いサイクルでの塗り替えを行います。
中長期で見るとコストが高くなります。
解体を予定している建物やどうしても予算の制約がある時などに向いています。
・ウレタン塗料
ウレタン塗料の耐用年数は8年~10年ほどで、比較的安価であったことから、かつてはスタンダード塗料として用いられていました。
密着度は高いですが、耐候性が低いのがデメリットです。
現在では高性能な塗料が続々と開発されており、あまり用いられなくなっています。
・シリコン塗料
シリコン塗料は耐用年数が10~15年で、汚れや色褪せに強いのがメリットです。
品質と価格のバランスに優れていることから、現在よく用いられている塗料の一つとして挙げられます。
ただし、密着性はやや低く、メーカーや商品によりグレードに差があるので、特徴を確認して選ぶのがおすすめです。
・ラジカル塗料
現在、シリコン塗料の中でも主流となりつつある【ラジカル制御型シリコン塗料】
ラジカルとは、塗料の色成分である顔料と酸素や水、紫外線などが触れることで発生する、塗膜の劣化を引き起こす物質です。
塗膜が白いチョークのような粉となってボロボロになってしまうチョーキング現象も、ラジカルが原因の一つとなって発生します。
ラジカル塗料は、ラジカル制御塗料とも呼ばれ、劣化因子であるラジカルの活性を抑える作用がある塗料です。 塗膜の劣化が防げるので、長く美しい状態をキープできます。
・フッ素塗料
フッ素塗料は、耐用年数が15年~20年と長く、耐候性に優れ、汚れや色褪せにも強いので、長く美しい外観を維持することが可能です。
耐久性が高い分価格が高いのがデメリットです。
1回の費用は高いですが、塗り替え頻度を抑えられるので、中長期的に見ればトータルコストを抑えられます。
・無機塗料
無機塗料は、石油系などの有機成分ではなく、無機成分を主体とする合成樹脂を用いた塗料の総称です。
有機系で耐用年数の長いフッ素樹脂塗料を上回る耐候性があり、塗膜が燃えにくいのが大きな特徴となっています。 無機塗料とは、ガラスやケイ素、セラミックなどの無機物を含む塗料のことです。
耐候性が高く、燃えにくいメリットもあるため、外壁塗装に適しています。 耐用年数が20年を超えるものもあり、汚れにくく、色褪せに強いため、長く美観を保てます。
セラミックは表面がツルツルとしており、汚れが付いても雨と一緒に流せるセルフクリーニング効果も期待できるので、メンテナンスも楽です。
その他、塗料の種類
・遮熱塗料
遮熱塗料は、太陽光線の反射作用などを有する塗料で、屋根や外壁にあたる太陽光の熱を抑えてくれます。
屋根や外壁が熱くなって室内に伝わり、室温を上昇させることを抑えることが可能です。
夏場の室温上昇が気になる建物や南向きなど、直射日光による温度上昇が気になる建物などにおすすめです。
・断熱塗料
断熱塗料は、塗料の中に空気の層を作り出すことで、外気を遮断する性能があります。
遮熱塗料は太陽の熱を遮断するのに対し、断熱塗料は夏の暑さだけでなく、冬の寒さも遮断できます。
夏の冷房、冬の暖房とオールシーズンを通じてエアコン効率を高めることが可能です。 お住まいの断熱性能を高め、電気代の節約をはじめ、地球温暖化防止に貢献したいお住まいにも選ばれています。
■まとめ
外壁塗装の上塗り材には、外壁を塗膜でコーティングすることで外壁の劣化を保護し、雨漏りなどを防止して建物の資産価値を維持してくれる役割があります。
外壁塗装の上塗り材にはさまざまな種類があり、特徴や機能性、性能などが異なっています。 お住まいの築年数や環境、ニーズ、今後の住まい方などに合わせて、最適な上塗り材を選ぶことがおすすめです。
弊社の外壁塗装・屋根塗装は自社施工にこだわりを持っております。
現地調査、お見積り・ご商談、施工、アフターフォローまでを一貫して弊社で行っています。
幅広いニーズにお応えし、迅速に対応させていただきます。
お住まいにご不安をお持ちの方は是非一度、藤嶋塗装にご相談ください。心よりお待ちしております。
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